Keikoの提唱している新メソッド「ムーンウェルネス」とは、月のエネルギーやリズムを取り入れ、心身ともに健やかに幸運に生きるためのメソッドです。
中でも意識していただきたいのが「食」。私たちの肉体はバランスの取れた食事や、適度な運動といったもので成り立っています。
「ムーンウェルネス実践講座」では、どなたでも手軽に取り入れられて、健康促進や免疫アップにも力を貸してくれる「スーパーフード」に着目してお届けします。
一般の食品よりもビタミンやミネラルといった必須栄養素や健康成分を多く含んでいる、おもに植物由来の食品のこと
今回は「チアシード」にスポットライトを当てております。簡単なレシピもご紹介しておりますので、どうぞお試しくださいね。
チアシードの栄養と効果
脳の活性化や生活習慣病の予防に効果がある、「オメガ3脂肪酸」が多く含まれています。中でも「α-リノレン酸」を含むため、血液中の中性脂肪値を低下させることによる動脈硬化予防が期待できます。
また、体内で生成ができない「必須アミノ酸(9種)」というタンパク質も植物の中では豊富なため、動物性タンパク質を採らないヴィーガンの方にもおすすめの食材です。
チアシードを食べるときの注意点
- 1日に食べる量は、乾いた状態のチアシード大さじ1杯(10g)までにしましょう。食べすぎることでお腹がゆるくなることもあります。
- 必ず水分でふやかしてから食べましょう。乾燥したまま食べると、体内で水分を吸収してしまうため、便秘になる可能性があります。
- 加熱しすぎないようにしましょう。殻に包まれているため、短時間の加熱調理であれば、オメガ3脂肪酸の成分が壊れにくいとされています。
- 厚生労働省が推奨している1日あたりのオメガ3脂肪酸摂取量は、チアシード大さじ1杯で摂ることができます。
チアシードの調理法
チアシードは事前に洗う必要はありません。
容器に10〜15倍の水を用意し、チアシードを入れて15分以上浸して膨らませます。
例えば、大さじ1のチアシードに対してだったら、大さじ10〜15(150〜225ml)の水に浸すということになります。
保存期間は、冷蔵庫で1週間程度。
水で膨らんだら、酢の物、胡麻和え、ラペ、ポテトサラダに和えるなど、加熱しないお料理に混ぜたりかけたりしてお召し上がりください。
チアシードを使った簡単レシピ
チアシードヨーグルト
<材料>
- チアシード 小さじ1
- ヨーグルト 50〜75g
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<作り方>
- 容器にチアシードとヨーグルトを入れてかき混ぜる
- 冷蔵庫に一晩置く
- 容器に入れ、カットしたフルーツを乗せる
チアシードレモン醤油ドレッシング
<材料>
- 水で戻したチアシード 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 水 大さじ半分
- レモン汁 大さじ半分
- オリーブオイル 大さじ1
- 細目の鰹節パック2g
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<作り方>
- ボウルに材料を全て入れて混ぜる
- お好きな具材のサラダにかける
<注意点>
市販のドレッシングに乾燥チアシードを入れてふやかすこともできますが、オイルではふやけないため、ノンオイルドレッシングがおすすめです。
チアシードの10〜15倍量で浸して常温で1日置くとプルプルにふやけます。
プチプチ&ゼリー状のぷるぷるの食感が楽しめるチアシード。いつものメニューに加えるだけで、栄養価も高まりますし、お手軽ですよね。
是非お試しくださいね♪
〜参考資料〜
知識ゼロからのスーパーフード 入門 幻冬社
からだのなかから、きれいに、輝く スーパーフード の教科書 (マイナビ出版)