5月3日午前0時47分、天空の覇者「冥王星」が逆行に転じました。これにより、2024年の10天体順行期間は終了です。
冥王星は、太陽から非常に遠いところに位置する惑星で、逆行期間も数か月に及びます。今回の冥王星逆行は10月12日まで。
逆行というと一番に「水星逆行」が浮かびますが、冥王星の逆行はどんなことを示しているのでしょうか?
冥王星はどんな惑星?
天王星、海王星と並び「外惑星」のひとつ。12星座を約250年もかけて一周します。
「天空の覇者」と呼ばれるほどのエネルギーを持ち、私たちにも非常に大きな影響を与えます。
冥王星は「破壊と復活」「all or nothing(全か無か)」といった両極を司り、たとえば時代にそぐわないものを一度壊し、新たに再生させるといった役割を持っています。
私たち個人のレベルに落とし込むと「大きな変容」をサポート。生まれ変わり、といってもいいほどの変化を促すエネルギーを与えてくれます。
冥王星逆行が伝えることとは?
逆行は、その惑星のエネルギーが「内側に向かい」ます。いままで外へ影響力を与えていたものが、「内側を向く=力を溜め込む」のが逆行です。
水星の逆行を例に挙げてみると「振り返り」「見直し」がキーワードでしたよね。それと同じで、冥王星の逆行でも、エネルギーは私たちの内側に向けられます。
「変容」「再生」「復活」を司る冥王星の逆行は、「生まれ変わるべき時」「自己改革」を意味しているのです。底力をため込む、といってもよいでしょう。
もう少し具体的にすると、
- まだ表に出していないスキル
- まだ目覚めていない才能
- 周囲にアピールしていない特技
を改めて見直し、それを磨いて高め、本来の自分へと生まれ変わる、ということを示しています。本来の自分といえば、ピンとくるのは「月星座力」ですよね。
風の時代は、個人のスキルや才能、資質に焦点があたり、宇宙から与えられたギフト=月星座力を活かしていくことが成功への道筋です。
あなた自身が生まれ持っている才能や能力、魅力を示す月星座力は、すべての運のベースであり、あなただけの幸運の引力です。月星座力を高めていけばいくほど、望むものは向こうから舞い込んでくることも大いにあり得ること。
冥王星が逆行中の今、まだ目覚めていない才能、まだ表に出していないスキル…あなたの中に眠る輝くギフトを改めて見直してみませんか?